「地面に置いて撮ったほうが味があるかな?」時は2001年(平成13年)の12月。
翌年の年賀状に載せる写真を撮るために市内を探索していた。南公園や上仲原公園などを周り、へたくそな写真をデジカメで何枚も撮影していた。なかなか気に入ったものが撮れずに玉川上水の遊歩道を東大和市駅の方角へ歩いていたら、なんとなく雰囲気のある場所に出くわした。地面にうつ伏せに寝転んでデジカメのシャッターを押した。それが右の写真である。

 2002年に会社を立ち上げる門出として、地に足をしっかりつけて踏み出す第一歩として足下を強調したかった。La strada(イタリア語で道の意味)とパソコンで打ち込んで完成。翌年、年賀状を送られてきた人達は、一様に首を傾げたと思われる。
 
 2002年2月8日、有限会社イーライフ設立。6月に居宅介護支援事業所を開設した。最初は一人でケアマネージャーの仕事を始めた。日韓共催のワールドカップ開催の月と重なり、巷はワールドカップ熱で賑わっていた。それを尻目に、右も左もわからず0からのスタートである私は、慣れない営業活動を毎日繰り返し、焦燥感にさいなまれながら浮き足立っていた。事務所に戻り、椅子に座り、倒れ込むようにもたれかかり万歳をすると、天井を見上げて大きくほっと一息。唯一緊張感から解放される瞬間であった。その甲斐もなく、最初の月の利用者さんは2名であった。

 2003年1月1日、訪問介護事業所を開設した。不安と緊張の中、暗中模索の日々を過ごしていた私にとって、仲間を得て、チームで事業に取り組めるようになったことは、精神的な面でとても救われた。それと同時に、今まで感じた事のない大きな責任を実感した。

 2007年4月現在、会社は今年の2月で5年が経過し、6年目を迎えた。 平成18年4月の介護保険制度の改正により、介護保険サービスを利用される方の給付がかなり制限された。介護事業者にとっても本格的な淘汰の時代を迎えている。今後も制度改正の度に頭を悩ます事だろう。

 でも基本姿勢は変わらない。
地面をしっかり踏みしめながら、慌てず急がず、己の信じた道を歩いていきたい。

 もちろんエンジョイライフをモットーとして・・・