がんばれ在来種1

 7月1日の東やまと市報を読んでいたかみさんが、ガビチョウが載っているよと教えてくれた。市報の最後のページにわがまちの風物詩というコーナーがあり、近ごろ都に流行るもの(2)として「ガビチョウ」と言う鳥が紹介されていた。

 説明文を掲載すると、
 {狭山丘陵の木々や家々の庭木から、力強く様々なパターンのさえずりが聞こえてきます。声の主は「ガビチョウ」。中国では、老人が公園にこの鳥を持って集い、鳴き声自慢をし合うことで有名。ガビチョウは「画眉鳥」と書き、目の周りに白いシャドーを塗ったような顔がその名の由来です。大陸から持ち込まれたペットが逃げたとか、意図的に放鳥したとか諸説ありますが、在来種の野鳥を駆逐して、生息域をどんどんと広げています。声の良さとは反対に、その繁殖力は少々困りものです。}と書かれていた。

 今年の5月、国営武蔵丘陵森林公園に行った時、奇麗な音色でいろいろな鳴き方をしている鳥がいるなぁと思い、足を止めて木の高いところを探していた。ガビチョウすると、鳴き声の主は、以外にも人の身長ほどの木の枝に止まっていた。静かに近づき、ひっそりと耳を傾けて、しばしさえずりを楽しんだ。なんていう鳥なのか無性に知りたくなった。何とか右の写真におさめることができた。自宅へ帰り、画像を比べながらインターネットで調べてみた。それが「ガビチョウ」であった。目の周りの白いシャドーがとても特徴的である。在来種だと思っていたので、外来種であることを知り、がっかりした事を思い出した。

ミシシッピーアカミミガメ また、4年ぐらい前に、これまた同じ国営の昭和記念公園へ行き、日本庭園の東屋から池を眺めていた。すると、左の写真の一匹の亀が、東屋の下から泳ぎながら出てきた。「お〜亀かぁ、久しぶりに見たなぁ、懐かしい〜」と話していると、少し離れたところにいた男性が、「あの亀耳が赤いだろう」「ミシシッピーアカミミガメと言って外来種なんだよ」と連れの女性に説明していた。私は「えっミッミシシッピー!」とその人の方に顔を向け、「日本庭園なのに!」とつっこみそうになった事を思い出した。

 確かに、ブラックバスから始まって、外来種の勢いに押されて、在来種の存続が危ぶまれているといろいろな所で耳にする。生態系への影響や感染など、深刻な環境問題である。何とか共生はできないものか。

キジバト しかし、がっかりしてばかりはいられない。最近、事務所の通路に面した木々の中で、キジバトが卵を2個産み、つがいで抱卵している。もう少しで孵化するようなので、楽しみにしている。驚かさないように右の写真を撮影した。

 元気な雛が育ちますように。頑張れ在来種!
サッカーワールドカップのコートジボアール戦以降、萎えた気持ちを鼓舞する今日この頃です。


      二羽とも無事に孵化しました。